私が実行委員長を務めている「MOA美術館春日井児童作品展」を開催しました。今年で33回目を迎えます。絵画・書写共にそれぞれ500展近くの応募があり、多くの作品の中から審査の先生方に選んでいただきました。どの作品も力作揃いで、絵画は生き生きとした躍動感のある絵が多くあったとの事で、書写は「はね・はらい」がきれいでどっしりとした力感あふれる作品でした。
幼い頃より『芸術に触れる、本物の作品を鑑賞する』という機会を子どもたちに与えることは、情緒豊かな人間性を培うためにとても重要なことです。この児童作品展に応募することで、お子さん一人ひとりが持っている素晴らしい能力を引き出し、さらに芸術性を高めていくステップになると思います。そこにはご家族の温かい愛情は欠かせません。家族皆様あっての表彰だと思います。
受賞されたお子さんには、最初にお花も活けてもらいます。好きなお花と花瓶を選んでもらって机に飾ります。その後、表彰式を行いました。MOA本部からだけでなく、春日井市や愛知県、教育委員会からも賞をいただき、石黒春日井市長さんやご来賓の皆様からも授与していただきました。MOA美術館奨励賞に選ばれたお二人の作品は、来年1月に行われる全国展に出展します。楽しみですね。





